NTTdocomoが6月、AUが12月12日、ソフトバンクも12月下旬以降に「VoLTE」開始 デメリットも注意

NTTdocomoが6月、AUが12月12日、ソフトバンクも12月下旬以降に「VoLTE」開始  デメリットも注意


VoLTE (Voice over LTE, Voice over Long Term Evolution, ボルテ) は、携帯電話に利用されるデータ通信技術、及び通信技術規格の名称。(wikipedia引用)

VoLTEとは従来通話に使っていた3G(回線交換)ではなく、今主流となっているLTE高速通信回線上で音声通話ができるサービス。簡単で言うと、通常データ通信を利用するIP電話の一種です。

従来の通話に比べて通話用に一定の帯域を確保するため、高品質で、遅延の少ない通話が可能。高音質な通話が可能になる上、3Gに切り替える必要がなくなるため、発着信が短時間で行えるようになる。

従来の3G回線では通話における音声周波数は300hz~3.4kHzまでしか対応していませんでしたが、
「VoLTE」の場合は50Hz~7kHzという3Gの2倍以上の周波数まで対応しています。音域の広い人間の音声を拾えることで、より生の声に近づくというわけです。

 とはいえ IP 電話と同じ仕組み、と聞くと、これまでの3Gの通話サービスに比べ本当に優秀なのかと疑問も生じる。
まずは、何といっても「VoLTE」に対応している電話(端末)同士でないとVoLTEによる通話ができないこと。もちろん、LTEのエリア外では通常の3G通話になります。

さらに、バッテリーの消費量も多いということなので、やっと満足できるレベルまできたバッテリー容量の問題がまた再発することになりそうです。